お正月なので、舞玉の飾りを作りました。
玄関がとっても華やかになりました。
季節の行事は大事にしたいなあと思っています。
時代とともになくなってしまったり、とらえ方が変わってしまったりするけれど、
少しだけでも子どもたちに体験させてあげられたらと思っています。
これを見た長野出身の母は『子どもの頃、紅白の餅で作った』と懐かしそうでした。
舞玉とは?
繭玉(まゆだま)ともいい、小正月(1/15)の飾り物の1つ。
桑や赤芽柏の枝に繭のように丸めた餅や団子をつける。
関東から東北、主に中部地方の養蚕地帯の風習で、繭の収穫が多いことを祈るもの。
のちに、柳や笹竹、みずきの枝に餅や菓子の玉をつけたり、
七宝、宝船、千両箱、鯛などの縁起物をつるすようになった。
飾り終えた後は、小豆と煮てたべたり、どんど焼きとして火であぶって食べる。
作ってみた
材料
・木の枝(細いものがよい)
・玉もなか
・ぬれ布巾
本当は柳や笹がよかったのですが入手することができなかったので、
公園で適当な大きさの枝を拾ってきました。公園で枝を探す姿は不審だったはず…
1人ではあまりに怪しいので、下の娘(中1)を連れて行きました。
枝はよく洗って、天気の良い日に乾かしたものを使いました。
作り方
濡らした布巾の上に玉もなかの断面を下にして置きます。
布巾はかなりヒタヒタに濡らしておいたほうが良いです。
断面がふやけたら、2つのもなかの間に枝をはさみ、指でぎゅっと押さえます。
すぐに指をはなさず、くっつくまでしばらく押さえておくとよいでしょう。
この玉もなかは5色あるので、半分ずつ違う色を使ってもかわいいのですが、
個人的には白とピンクが多いほうがかわいいように思いました。
小さめの枝を使い、紙粘土で土台をつくって置くことにしました。
この舞玉かざり、1年くらい飾ってもそれほど劣化しません。
そして大量に残った玉もなかも、来年使うために残しておいてもよさそうです。
…が、けして飾ったり残ったりした玉もなかは食べないようにしてください。
特に小さなお子様がいらっしゃる方は口に入れないように気を付けてください。
虫などの害も含め、自己責任でお願いします。
ぜひぜひみなさんも作ってみてください。