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アクティビティインストラクター認定講座

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アクティビティインストラクターの資格を取得しました。

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アクティビティインストラクターとは?

アクティビティインストラクターとは、芸術と遊び創造協会
高齢者アクティビティ開発センターの1日講習を受けることで認定される資格です。

芸術・遊び・コミュニケーションなどを通じてお年寄りの心を豊かにし、日常生活に潤いを提供できるように学びます。

この講座は入門編なので、この後さらにステップアップできるアクティビティディレクターの講座が準備されています。
医療や福祉での活躍が期待される資格です。

受講のきっかけ

私は保育の仕事をしているため、業務上、高齢者と関わることはそれほどありません。

以前取得したおもちゃコンサルタントと同じく「芸術と遊び創造協会」の資格で、
いろいろと共通点があり、以前から気になっていた資格でした。

そんな時、夫の母がくも膜下出血で倒れ、半年ほど入院しました。
一時は寝たきりとなったものの、リハビリ病院を経て帰宅後に驚異的に回復し、
少しの支援だけで自宅で日常生活を送ることができるようになりました。

その過程で、高齢者施設を利用することがあったのですが、
そこではつまらなそうにTVをみて過ごす高齢者の姿が目につきました。
義母は施設に行くことを嫌がり行かなくなってしまいました。
もう少し症状が重い方が多い施設だったので義母にはあわなかったのかもしれません。
その後、義母は思った以上に回復したため、施設の利用の必要がなくなりました。
日常生活が義母にとっては一番のリハビリだったのだと思います。

義母は高次脳機能障害があったため、少し前のことを覚えていなかったり、集中力がなくなったりするとのことでした。
実家に行くときにはアナログゲームを持参して、娘達とみんなで遊ぶようにしました。
義母はとても楽しそうで、集中して遊べることもちょっとしたリハビリになっていたようでした。

あらためておもちゃの持つ力のすごさを実感しました。
…そういうわけで、高齢者の心を豊かにする「アクティビティインストラクター」講座を申し込むことになりました。

受講してみた

実際の現場の映像などをみながら講師の方のお話を聞きました。
高齢者と一緒に作って遊べるおもちゃを作ったり、ゲームをしたりする時間があり、とても楽しかったです。

以前、おもちゃコンサルタント講座の中で、『人生で一番最初に出会う芸術はおもちゃである』という話がありました。
今回の講座では『人生の最後に寄り添ってくれるのもおもちゃである』という話を聞き、あらためておもちゃの力のすごさを感じたのでした。

今回の講座で一番印象に残ったことは、ある参加者が感想として講師に言った一言でした。

「講座の中で高齢者のことを説明するのに「おじいちゃん・おばあちゃん」というのはやめたほうが良い。
私は今60代後半だけど、若い人に「おばあちゃん」と説明されるのは気分がよくない。これから講師を続けるならば覚えておいてほしい。」…という内容でした。

ちょっとシーン…となりましたが、その方が最後に冗談めかして話してくださったので少し場が和みました。

ちょっと驚いたのですが、確かにそうだなあと思いました。
以前母が「若い人におばちゃんと言われるのは気分が悪い」と言ったのを思い出しました。
今は私もあの頃の母と同じ世代になったので、少しわかるような気がします。
その時になって初めてわかることってありますよね。
気を付けなければいけないと思いました。

いろいろな意味で勉強になった一日でした。
興味がある方はぜひぜひ調べてみてください。
 
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