今日はハロウィンなので、ハロウィンのお菓子のラッピングをしました。
我が家も毎年親子で仮装をして住宅街全体のイベントで盛り上がるのですが、今年はコロナ流行中ということもあり、ご近所の仲の良い子どもたちにお菓子を配るだけにしました。
お菓子を袋に詰めて、モールを使ってクモの飾りつけをしました。
準備するのはモールと目玉シールの2つだけ。
お菓子を入れた袋にモールを4本ぐるぐると巻き付けて、足を広げて折り曲げて目玉をつけたらできあがり。小さなお子さんがいて目玉のシールの誤飲が心配な方は、グルーガンでしっかりととめてください。
⇩こんな感じで一本だけ色を変えてもかわいいと思います。
仮装したりお菓子をもらったりと、子ども達は盛り上がるイベントですが、ハロウィンは本来どんなお祭りなのか知っていますか？
ここでちょっとハロウィンについておさらいをしたいと思います。
ハロウィンってどんなおまつり？
ハロウィンはキリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日「万聖節」の前夜祭として行われるヨーロッパ発祥のお祭りです。秋の収穫をお祝いし、先祖の霊を迎えるとともに悪霊を追い払うお祭りです。
古代ケルト民族のドゥルイド教で行われていたサウィン祭が起源だそうです。
古代ケルトでは11/1が新年とされ、大みそかにあたる10/31の夜に先祖の霊が家族に会いに来ると信じられていました。でもその際に悪霊や魔女も一緒にやってきて、農作物を荒らしたり子どもをさらうなど悪いことをするとされていました。そのため魔よけの焚火を焚いて、恐ろしい怪物の仮装することで悪霊を驚かせて追い払ったといわれています。これがキリスト教へ広がり、今では宗教的な意味は薄れて誰もが楽しめるイベントになっています。現在は10/31がハロウィンとなっていますが、本来は10/31～11/2だそうです。
ハロウィンの合言葉 Trick or Treat
「Trick or Treat」といいながらお菓子をもらいに来た子ども達に「Happy Halloween」といいながらお菓子を渡す光景が見られると思います。
16世紀ごろのスコットランドやアイルランドでは、子どもや貧しい人々が仮装をし、家々を回って歌ったり祈りを捧げる代わりにケーキをもらっていたのが、現代の「Trick or Treat」の始まりなのだそうです。彼らを歓迎し食べ物をあげた人には幸運が訪れ、歓迎しなかった人には不幸が訪れたのだとか。
「お菓子をくれなかったらいたずらをする」というのもここから来たのではないでしょうか？
どうしてカボチャを使うの？
目と鼻をくりぬいたカボチャの中にキャンドルをいれた「ジャック・オ・ランタン」。
アイルランドの物語の中に登場する男の人の名前なんだそうです。
このジャックは生前悪いことばかりをしていて、魂を取ろうとやってきた悪霊をだましたため、地獄にいくこともできず、亡くなった後もランタンをともして闇の中を歩き続けたのだとか…
また、アイルランドやスコットランドで貧しい人々が仮装して家々を訪れた際に持ち歩いていたのがカブのランタンだったのですが、アメリカにハロウィンが伝わるときにカブからカボチャに変わったそうです。
ジャック・オ・ランタンは日本でいう鬼火のような存在で、部屋の窓辺に飾ると悪霊を怖がらせて追い払うことができるのだそうです。
仮装する意味は何？
魔女、ゾンビ、ドラキュラ、ガイコツ、黒猫、オオカミ、フランケンシュタインなどの恐ろしい怪物に仮装し、先祖の霊と一緒にやってきた悪霊を怖がらせて追い払います。
悪霊に同化することで悪霊がもたらす災いを遠ざける意味もあるのだそうです。
それでは皆さん、楽しハロウィンをお過ごし下さい。
